2018/03/13

現場監督のコグレです!!

突然ですが・・

建物を建てるには、空いている土地があれば
どんな建物でも、好きな時に・好きな場所に建てていい!
というわけではありません。
(自分も現場監督になる前はなんとな~く、そうは思っていたものの・・
 具体的に知りませんでした汗)

設計士等の専門の知識をもった人が建築確認申請といい、
役所や検査機関に建物の設計図等の書類を申請し
安全な建物だと確認されれば、「確認済証」を交付してもらい
ここで初めて工事に着手できます。

審査の際には、建物の安全基準として「建築基準法」に適合するか審査してもらうのですが、自治体の条例や建物の大きさ、木造or RC造等で基準内容も色々と変わってきます。

そして、「建築確認申請」だけではなく、
きちんとその建物が申請している設計図通りに建築が行われているのか
確認検査をしてもらう必要があり、これを「中間検査」といいます。

建物完成後には見えなくなってしまう壁や梁の配筋等の確認を行い
合格が出れば「中間検査合格証」が交付され、その後の工事を滞りなく
進めて行くことができます。


目黒区にて施工中の現場ももちろん、
是正事項なく中間検査の「合格」を頂きました!

中間検査の後は工事完了後、建物が設計通りに完成しているか
建築基準法の基準を守られているかを確認してもらう「完了検査」があります。

この完了検査で合格が出れば「検査済証」が交付されます!!

これらの検査をオールクリアしてもその他、防火設備等を検査してもらう「消防検査」や、瑕疵担保保険の「瑕疵担保検査」等があります。
当現場ではまだ先の事なので、それはまた今度・・!

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