2017/11/20

現場監督のコグレです。
先日お伝えした、千代田区にて行っている外壁改修・屋上防水工事の現場です。

足場組も完了した後は、外壁等を高圧洗浄し綺麗になった状態で
外壁の調査を行っていきます。
調査では、クラック(ひび割れ)や塗装の浮き部・爆裂部等の確認をします。
見た目だけでは分からない事もあるので、打診棒という棒で外壁を軽く叩いて
いきながら、打音の変化によって診断します。




調査後、クラックや下地処理等の補修が必要な箇所にスプレー等でマーキングし、
補修・コーキングの打替え等を行っていきます

裂部はクラックなどから雨水が浸入し躯体内の鉄部にサビが生じる事で、鉄部が膨張しコンクリート部分が外側へ押し出されたような状態になり、そのまま放置しておくと鉄部が露出しコンクリートが欠落する恐れもあり、非常に危険です。


今回は大きな損傷はありませんでしたが、これ以上の爆裂を防ぐ為に、
コンクリートを斫り、鉄部に生じているサビを除去・防錆材を塗布し、
欠損部分の断面修復を行います。

このようにして、美観・安全面の向上、さらには建物自体の寿命を延ばしていき
メンテナンスを行っていきます☆
当社では、様々な改修工事も行っていますのでその模様はまた今度!

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